子供たちの記録

高2と中3の子どもたちのキロクです。二人とも公立中高一貫校を受検し、兄は合格、弟は不合格で現在進行中。子供達のその後、親の迷走を綴っています

年賀状の怪

あけましておめでとうございます


我がブログ、

いつも平凡な母のたわいもない呟き、

お付き合いくださり、

誠にありがとうございます。

今年も宜しくお願い申し上げます。


ここのところ、勉強していないので

書くことが無い。


で、俗世的なあるあるをひとつ。


毎年、年賀状が届いているか、ポストを覗くのが

日課となる年初め。

今年も恒例の古い友人や遠方の家族から届いてますね。


話逸れますが、昨年は年賀状のデザイン、迷いました。

我が家は、なるべくかわいい顔が写る写真、

いわゆる「映え」を数枚載せて印刷しています。

子供達の成長度や親の老け度をお伝えするのに手っ取り早いので…

ですが、昨年は映えた写真が無い。

かなり悩みました。

誰の携帯にもそれがストックされていない。

コロナです。

奴のせいで家族写真を呑気に撮るようなハッピーシチュエーションが無かったのだ。

で、次の日、家族で取れば良いとなりました。

が、なかなか人が揃わない。

仕事やら塾やら、1人がかけ、1人戻れば、また他の1人がかけ…

揃ったと思ったら、次は髪型が嫌だから今日は嫌だという輩が…(兄)

ああ、もう!嫌。何で?約束したじゃん?

してない!

と親子喧嘩になり…で、結局、一昨年の旅行の写真にした次第です。


話戻します。

そう、今年届いた年賀状に、我が家で物議をかますものが一枚混ざっておりました。

それは、弟の同級生の写真が一枚、ドーンと載せられてありました。

中学入学の記念写真だろうと思われます。


昨年、小学校を卒業した弟ではありますが、

彼の学校は、中学受験率が非常に高い学校で地元じゃちょっと有名で、他地域からわざわざ越境してくる子もいるのですね。

卒業の折、兄の時は、誰がどこの中学に行ったかと、全て兄が把握してました。

打ち上げのような会もあり、まあ大体クラスの子の進学先はわかっていたんです。

でも、弟の卒業式はコロナ…あるかないか危ぶまれた年。

もちろん打ち上げもありませんし、また、最後の保護者会も無かった。しかも情報に乏しい弟。(この辺りが失敗した所以?)

みんなの進学先がわかっていなかったのです。

大体ここら辺…だろうなという曖昧すぎるものでした。


その一枚の年賀状の写真、知らないところの制服だったのです。


「ここってどこの学校?○○さんって□□に行ったと思っていたんだけど…」


曖昧すぎる想像と違う制服を着た○○さんが微笑みかける写真…どこだ?


「これだけ堂々と載せるって事は、名門校でしょう!」


一同、ネットで検索が始まりました。

が、思い当たる限りの学校の制服を確認し尽くしても、

微笑む彼女の制服とは一致しない。


え?ど、どこなの?


そういえば、授業参観では、担任の先生が、「○○さんは優秀ですからね。」と。

仲の良いママ友には、「○○さんってどこ行くか知ってる?」と聞かれ、「□□じゃない?」と適当に答えてしまった事とか、いろいろ頭を駆け巡り…でもわからない。え?これはコスプレ?制服は他にある?


卒業式で、親同士最後の挨拶をしたあの日のことを思い出した。私たちはきょうだい共に同級生で、長い間、同じ小学校の保護者として、ある意味、「同志」のような感覚で…

最後に「もう、本当に最後になりますね。今までありがとうございました。」と笑顔で交わした。

でも、カッコつけず、その時聞いておけば良かった。

聞かれれば答えるつもりだったけれど。

「うちは、都立に不合格で地元中に行くんですよ。」と。

でも、優しい彼女は気を遣って聞かないでくれたんだろうなと、勝手にそう考えていた…

こんなことになるなら、開けっ広げに訊いておけばよかったな。

いつかどこかできっと会えるよね…