子供たちの記録

高2と中3の子どもたちのキロクです。二人とも公立中高一貫校を受検し、兄は合格、弟は不合格で現在進行中。子供達のその後、親の迷走を綴っています

高校受験の勉強を始める

高校受験って、複雑〜。

勉強してみたら、都立を選ぶと、

かなり困難な道となることに気がついた。

でも、入れたいなと思う学校は少ない。

だから、都立併願の私立なると…本当に少ないな。

高校は、必ず確保しないとならないから、慎重にならざるを得ない。

次は挑戦校だけって訳にはいかないですね。

春が行かせたいか、なんて我流は捨てます。

いいじゃん、いいじゃん、と学校の先生がおすすめしてくれる併願校を選ぼう、今は固く自分に誓う。

学校訪問は早めに連れて行こうと思います。

中学にもなれば、必ず自分の感覚があると思うから。


春の高校受験は、都立第一志望で、落ちたら働けって父親に言われてました。だから、必死でした。泣いてお願いして、一応併願の私立を受けさせてもらうことになりました。

学校の先生のいう学校で、一度も訪問していないところでした。

願書提出は一人で行きました。試験料25000円を茶封筒に入れて…緊張でガチガチでした。提出の折、その25000円がないんです。カバンを何度探してもない。青くなって駅と学校を何往復も探しました。駅員さんにも聞きました。でも、見つからず…

傷心で帰宅、泣きながら母親に話しました。

もう、私立は受けさせて貰えないと思いました。

すると母が、再度茶封筒に25000円包んでくれて、「もう一回行ってきなさい。」と言ってくれました。

「いいの?」と聞くと、「いいよ。」と微笑んでくれました。

むせび泣きながら、再度出願に行きました。次は絶対に落とすまいと。

無事出願して、試験本番、全然だめでした。

でも合格でした。次の日学校に行ったら、先生に、

「お前ー、何やってんだ。酷かったらしいな。私が推薦してるんだから、顔に泥塗るようなことすんな。まあ、いいけど。都立は絶対受かれよ。」と言われました。

そして、都立は合格しました。

ただ、先生に勧められて受けた、偏差値も知らないような、たった一校の私立ですが、こんなドラマがありました。

高校は沢山受けるものではなく、今でも、一校かせいぜい二校受けて、勝負するものなのかなあと思います。

そうやって、入った都立。今は重点校のようです。

入って、中学ではなんら苦労が無かったのに、みんなが自分より頭が良くて、戸惑ってしまったのも覚えています。高校なんて、人生を決めるほどのものでない。そう肝に銘じて、下の高校受験はサポートに回りたいと思います。