ゲーム脳 続き
「ゲーム」はやめたくない。塾もやめたくない。
とおいおい泣く。
塾をやめたらおバカになるという事は分かっているらしい。それでも生きる道はある。それは教えていなかった私たち親。
だから、弟にとって、塾は死活問題なのかもしれない。そうじゃない、いろんな人がいて、いろんな仕事があるんだから。べつにゲームを続けたいならそうしてもいい。
両方は無理、きっと勉強が疎かになる。きっと学校が疎かになる。そしたら思うような内申はもらえないだろう。よって志望校は無理。平凡な都立校になるだろう。だったら塾はいらない。
嫌なら、ゲームを整理しないとならない。やめなくてもルールを決めて最低限に。せめて平日は封印しないとならない。
そういう攻防で、夜中まではなし、やっとゲームのルールづけを約束しました。
正直何が正しいかわからない。まだ勉強は諦めたくない気持ちはわかるけど、勉強から解放してあげたい気持ちもあります。
どうも向いているようには思えないから。
兄も良くできて、父もかつての優等生で、それらと比べると明らかに劣って見える弟。晩成型だけで片付けて良いものかと悩んでしまう母でした。