継続
一年生からずっと続けていた柔道
続けるか迷っていた。
部活が始まると、塾と部活で忙しいだろうから。
どうするか、答えを出さずにいた。
先日、一年ぶりに道場に行った。
どんな顔をして帰宅するかとそれで最終的に決めよう。
帰宅すると、
「続けるよ。」と
久々に見せる輝いた表情。
良かったなと思った。嫌じゃないなら続けたらいい。やめるのは簡単。でも、続けて得られるものを、全て諦めることになる。得られるものが何かは、今はわからないけれど。
柔道から得られてきたものについては、私には想像がつかない。やってきた人だけにわかる何かがあるようだ。
その何かは、子の中に確かにあって、話して聞かせてはくれない。
先生や仲間との関わりの中で、子の中に自然に育ってきたものがある。学校とのものや、友達とのものや、家族とももちろん違ったかたちの、人の温かさに繋がるもの…
それが大きく育つといいなと思う。
作文から
「僕は先生から、柔道の本当の目的は心を鍛えることだと教えられました。」